今日の宝来屋

糸の気持ちがわかるか?!

こんにちは、近藤哲夫です。 育児休暇の社員さんの替わりに、糸返しをする機会がちょっと増えております。
この道30数年、先輩方に仕込まれて結構上手に出来るようになったつもりです。がしかし髪の毛より細い糸達は、染屋さんの仕上げの良し悪しもありますが、お天気や湿度そして私の心の中まで見透かすように暴れます。
仕上げが悪ければ糸がひっついいたり、切れていたり。お天気が良くて乾燥していれば、静電気で大暴れ。そして何より慌てていたり、カミさんと喧嘩した時などは大暴れ。
糸返が上手くいかなければその後の工程の、タテ糸を並べたり織っていくのが上手くいきません。
心落ち着けて、糸と向き合い、優しく、糸の気持ちを分かろうとしながら糸返をしないといけません。初心に戻るいい機会になっております。そして周りの人と同じで、相手の事を思いやる事がいかに大事か、糸返で教えられました。

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