近賢織物ブログ

八寸帯流星の着用時期はいつ?

先日、八寸帯流星(はっすんおび りゅうせい)の着用時期はいつ?との質問を頂きました。

気象変動が激しくなった昨今、穏やかな「春」「秋」の時期が短くなりましたね。
寒い冬の後、暖房器具をしまう前に急に暑くなったりして。
季節感を楽しむきものの世界ですが、一体今日は何を着たらいいのかしら・・・と悩むところです。

さて、作り手の考えは・・・。
季節感を大切にしながらも、一年の中でなるべく長くご愛用頂きたく製作しています。


「真冬以外の3シーズン」と考えています。

八寸帯流星は、独特の組織織りで、向こう側が透けて見えます。
タテ糸は絹100%ですが、ストレートな絹の間に細、太のある絣糸を並べています。
この絣模様が、さながら夜空に流れる流星のようです。
透け感からすると夏用でもありますが、絣糸の太い部分がほっこりとした雰囲気を醸し出しています。
よこ糸には和紙を用いており、軽い仕上がりとなっています。
その分、体にかかる負担が少ない帯でもあります。

真冬の寒~い時期に透け感のある素材は、重量感のある着物とのつり合いが取れませんが
それ以外の時期に「迷ったらコレ」と手に取って頂けるよう、製作しています。

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