年頭にあたって このたびの能登半島地震で犠牲になられた方、被災された方に心よりお見舞い申し上げます。いち早い復興を願うばかりです。 あけましておめでとうございます。 雪のない米沢、記憶にないお正月です。 毎年新年に書く書初め、今年は”紡(つむぐ)”としました。 糸は”紡”という作業があって初めて糸を引き出す事が出来ます。 糸を使って仕事をさせていただく身として糸があって初めて布を作る事が出来ます。 まずはこの作業に感謝。 そしてこの”紡”という言葉は 心を紡ぐ、人生を紡ぐ、想いを紡ぐ、人を紡ぐ、幸せを紡ぐ、愛を紡ぐ、縁を紡ぐ、などと使われるように、自分自身の形であったり人と人を結び付けたりする行為にも使われます。 今年は自分自身の形をしっかりと作ることと、友人やお客様との関係もしっかりと紡いでいきたいと思っております。 ただし、余計なことを多く語ったりしないようしっかりと”口を紡いで”余裕をもって歩んでいきたいと思います。 今年もよろしくお願いいたします。 近賢織物有限会社 代表取締役 近藤哲夫
女性の着物
無地感で着装された時の美しさを考えて製作しております。